一昨日の話ですが、朝日放送テレビ「リア突WEST」で【中村玄】が紹介されました。

「隠れすぎな隠れ家レストラン」にリア突！
というテーマでしたが、隠れているのにテレビに出たら隠れ家じゃないよね！って突っ込み続けられているネタです。

創業当時はテレビの取材もかたくなにお断りしていましたが、最近は視聴者が興味を持っていただき、現場スタッフのモチベーションがあがればそれでいいと思っています。
インターネットがある限り調べようと思えば何でも調べられるし、真の情報がどこにあるのかわからない時代になってしまったからです。

25年前の創業当時、看板を出さないことに対して周りから不思議がられ、売上が落ちるとスタッフにも看板がないことを理由にされてきましたが、何度も業態変更を繰り返しながらも看板を出さないことだけはずっと守り続けてきました。
看板を出さない理由について、最初は「看板作るお金がなかったから」という理由で誤魔化していたのは、説明が面倒だったのもありますが理解してくれない人に説明するよりも結果を出せば理解してくれると思っていたから。
どんな仕事でもそうですが、反対する人が多ければ多いほど、コアな賛同者がいるし、結果を出すことこそが理解者を得る方法だからです。

今では看板を出さない理由について自社のホームページでも説明してありますが、それでも初めて来店される方はビックリしてくれるのが嬉しいです。
25年間貫き通した信念が10年後はどのような扱いになっているのか楽しみでもあります。

テレビにチラッと登場していた店長の田中は23年前、調理師学校時代にアルバイトとして入ってきて諸事情で一度退職したものの復職し、20年近く弊社に貢献している同志です。
恵比寿、渋谷、麻布十番、祐天寺と様々な場所で力を発揮してくれました。
彼の10年後も楽しみです。

変化していないようで、時代の流れと共に少しずつ変化している【中村玄】を今後も見守っていただければ幸いです。